活動実績

\ご支援事例/ 製材業者の在庫削減・生産日程の見える化による経営改善

当拠点の支援事業の中から、ご支援事例を紹介いたします。

 

経営改善

販路拡大

支援:湯澤 一直コーディネーター
 
湯澤一直コーディネーター

南信地方担当。中小企業の現場で役に立つ支援、ビジネスコーチとしてコーチングによる元気の出る支援、経営者の気持に寄り添う支援をこころがけています。詳しくはこちら

 

上郷木材

 企業の概要 

企業名:上郷木材株式会社

代表者:澤柳 浩成

所在地:飯田市上郷黒田1172

事業内容:建築用木材の製材

従業員数:17名

電話:0265-24-6180

昭和21年設立、桧など信州木材認証製品の製材を始めとして羽目板・フローリング・木材パレット・土木用材などを加工している。扱う原木の殆どが国内産で、特に桧材では名の知られた製材業者である。

 
 

 支援に至る経緯 

製材業という業種柄、在庫を持つ必要があり回収サイトも長い。収益性を含めて改善支援の要請を受けた。

  現状 

  • 業務の流れはリードタイムが長い。
  • 品目の種類が多い
  • 建築での需要時期が春・秋とシーズン性がある。
  • 年度ごとの住宅着工件数に変動がある。

これらを含めると在庫が膨らむ傾向となっている。

 

  課題 

  1. シーズン性を見ながら、在庫の積み増し~消化のサイクルの中で
    適正在庫を保ちつつ「在庫削減」を行うこと。

  2. 生産指示は朝礼で当日分を割り振っており、
    日程計画を明確にすること。

  3. マーケットが狭い範囲で限られているため、
    収益向上を図る上での新たな取引先の確保。
 

 支援内容 

在庫削減の取り組み

取扱い品目の分類ごとに過去1年間の売上高構成比を調査した。在庫全体の30%を占める品目に絞った上、その中でも扱い量が大きな品目について在庫管理を行った。各品目ごと月次で棚卸しを行い、在庫月数の推移を抑える取組みを行い、モグラ叩きにならないよう合計値の制御を心掛けた。

生産日程の見える化

日程計画用のホワイトボードを導入し、受注件名ごとに主要工程の日程を線引きして、全員が分かるようにした。各工程に担当者名のラベルを貼付けて仕事の分担を明示し、ボードの前で朝礼を実施するようにした。

業務進行表

 

新たな販路の開拓

飯田下伊那では商圏が限られるため、県外の客先と少しでもつながりを作る方向で取組みを行った。社長は仕入れ先に出向く際、いろいろな客先への受注活動を行っている。

 

  支援の成果 

◆在庫削減では、上記ターゲットについて3月時点で最大の6.0カ月分だったものが、最小月で2.9カ月となっており、在庫コントロールが1歩進んだ状況となっている。今後も予断を許すことなく取組んでいくことが大切となる。

◆生産日程の見える化では、ホワイトボードの使い方は、慣れるに従いレベルアップしている。受注件名ごとに進捗状況を全員で把握できるようになり、これに応じて各担当者が自ら仕事の段取りを考えて対応するようになった。他の工程で滞っている場合、スムーズな応援が可能となり生産の効率化が進んでいるものと考える。

◆販路開拓では、フランチャイズメーカーから受けたフローリング材の受注が拡大している。桧材での出来栄えを認められ、出荷が本格化している。客先要求への規模対応が課題となる。

上郷木材

 

支援をうけて 企業様からの声

代表取締役 澤柳 浩成 様

生産日程の計画については、自分ではどうしてよいか分からなかったが、ホワイトボードの導入で大きく背中を押してもらえた感じがしている。在庫削減は、月次の棚卸しに慣れて在庫月数を見てゆく管理を定着させていきたい。桧フローリング材の販路拡大は、他の受注と調整を取ってゆく必要があるが、少しでも客先の要求に応えるよう取組みたい。

一覧へ
ご相談のお申し込みはこちら ご相談の
お申し込みは
こちら
ページトップへ