長野県よろず支援拠点
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活動実績

産学連携・キノコ培地の再利用化技術の開発

●企業概要

・企業名 (株)三幸商事                                 ㈱三幸商事様-社屋.png

・代表者  池田幸正

・所在地 千曲市大字力石477-1

・従業員数 20人

・事業内容 きのこ資材製造販売

・連絡先 0268-82-2665

企業紹介

当社は平成元年創業し、キノコ配合培地の製造・販売を中心に、キノコ栽培用資材の販売や、研究成

果を活かしたキノコ栽培技術指導も行う、キノコ生産に係る専門業社である。

●企業の現状・課題及び支援の経緯

この取り組みは、長野信金からの依頼による「キノコ廃培地のリサイクル事業」実施に関するミラサポ専門家派遣事業への支援が契機となっている。

当社は、創業以来、順次事業基盤の充実強化を図り、現在本社・研究所のほか中野市及び千曲市森に工場を有し、県内外のJAや農業法人を主要取引先として、年商10億円余の健全経営を続けている。

こうした中で、近年の経営課題として、キノコ培地の原料が、輸入相手国の内需の高まりや作況及び為替相場などにより量並びに価格面の不安定性が高まっており、将来を展望した安定化対策の確立が喫緊の課題となっている。

そこで、信州大学との共同研究により「キノコ培地の再利用化技術の開発」を図り、その事業化を通じて課題解決に資するべく当拠点の、産学官金連携による「HYBRID」案件に位置づけ支援している。

●実施した支援内容

最初の「キノコ廃培地のリサイクル事業」に係るミラサポ専門家派遣事業を      ㈲三幸商事様-配合培地.jpg

契機に、当該施設での処理について、環境面にも配慮しながら地元JAと

調整的協議を行ない、産地レベルでの解決を推進することとなる。

「キノコ培地の再利用化技術の開発」については、信州大学と同社との間で

「共同研究契約」を締結(平成27年4月1日より2年間)し、天野教授の下に

同社社員を研究員として派遣することとなった。

また、それに要する予算は、千曲市の商工業助成制度(産学官連携技術開発事業)の認定支援を行ない、申請通り認定が受けられ、資金の確保ができた。

●支援の結果及び今後の展開等

信州大学との「共同研究」は、技術開発計画に基づき、基礎的な成分分析等からスタートしており、順次進展しつつある。

こうした取り組みを通じ、経験と勘に頼っていた生産が、科学的裏付けに基づく品質向上と製造期間の短縮及びコストの低減に繋がることが期待されている。

また、再利用のための実証試験装置の開発・製造を通じ、実用化への基礎固めを行なうことが企図されている。

●支援をうけて(企業からの声)

・役職名:代表取締役    氏名:池田幸正     

廃培地のキノコへの再利用は、原材料の高騰、大規模化による大量発生の廃培地処理問題など避けることのできない喫緊の課題であり、効率的で科学的な裏付けのある技術を確立する必要があった。

信金、よろず支援拠点の指導により、念願の大学との共同研究がスタートしたことで、新たな技術開発の可能性が高まった。

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